価値観の微妙な変化
ここ数ヶ月くらいか。
以前と比べて、私の価値観が微妙に変わったような気がする。
コロナによる自粛が関係あるのかは分からないけれど、おそらく多少は影響しているのだろう。
以前は高額な洋服や小物等を頻繁に買っていたが、最近は全然買わなくなった。
それは興味が無くなった訳ではない。
いろいろ買って、一通り物が揃っているから新たに買う必要がないというのもあるが、
人の欲望は底がなく、次々とあれやこれやと欲しくなるもの、
それでも、本当に必要かと考えると、やっぱり買わなくていいかな、と思うようになった。
だって、今まで買ったはいいものの、着ない、使わない物がどれ程あるか。
なかなか捨てられない症候群の私にとっては、結局買わないという選択が一番いいのだと悟った。
服の大部分はユニクロで十分だと思う。
若くて今時のファッションをするには物足りなさはあるかもしれないが、
大人が普段着として小綺麗な装いをする分にはユニクロが価格に対しての品質が良く素晴らしい。
革製品に関しては以前にも書いたが、良いものを買うのがいい。
ここは多少の金をかけるべきだ。
そしてそれをずっと使い続ける。
この考えは変わらない。
革は品質の良し悪しが出やすい。
また質のいい革は手入れや修理をすれば何十年と長持ちする。
価格ではなく、自分にとっての価値で判断する。
ファッション以外でもそうだ。
ゴルフクラブだって、数年前と比べて飛躍的な進化があったかというと、何とも言えない。
進化はしているだろうけれど、そこに十数万をかける価値があるのか。
実際に使ってみないと分からない部分もあるけれど、今使ってる物に取り立てて不満がないのであれば、それを使えばいい。
ミニマリストとはいかないが、プチミニマリスト的な思考は結構大切な気がする。
世の中複雑な事が多い分、身の回りはシンプルに。
そんな今日この頃。