よみびと知らずの手記

日々云いたくても云えないような事や個人的な趣味等を、誰を気にするでも無く放言していくブログです。

ギターを人間に合わせる


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こんにちは。

 

私は趣味でギターを弾く(ドの付く下手くそ)のですが、弾いている時に思ったことがありました。

 

それは

 

ネックのスケールが長すぎて、ローポジションがメチャメチャ弾きにくい

 

ということ。

 

私は、身長が低く、それにあわせてか手も小さいのです。

 

なので、通常のロングスケールが私にとっては長くて、ストレッチフレーズでは無いのに指を開ききって弾くような形になるのです。

 

ロングスケールはレギュラースケールなんて呼ばれることもあるように、ネックの長さとしてはスタンダードなものというのがギタリストの共通認識かと思います。

 

しかし!!

 

そもそもそれがおかしいのです。

 

考えてもみて欲しい。

 

ギターは元々、西洋の楽器である。

西洋人と日本人では体格がまるで違うし、手の大きさも当然違うのです。

 

それなのに、なぜ手の小さい日本人が手の大きい彼らと同じ物を使う必要があるのか?

 

スケールで音色が変わるのは分かるけれど、全く別物の楽器の音色になるわけではありません。

 

エレキギターなんて電子機器を通してたりするわけだから、音を調整して作ることが出来るわけだし。

 

カート・コバーンはショートスケールのギター使ってるし。

 

身長180cm代で手の大きいスティーブ・ヴァイと身長160cm代で手の小さい日本人が同じ長さのネックを使うことの方がよっぽど違和感があります。

 


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あと、指板のRについても思うのだけれど。

 

人間の指は、関節がある以上、完全に真っ直ぐではありません。

指を真っ直ぐにしたつもりでも、横から見てみると膨らんでいたり、窪んでいたりしています。

 

加えて、指の長さも人によって異なります。

 

だから、人によって適切なRの度合いというのは変わってくる筈です。

 

Rの度合いが変われば、コードの押さえやすさは変わってくるのではないだろうか。

 

他にもネックの幅やネックの後ろの形状だっり、人によって最適なものは異なる筈です。

 


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ギターを演奏する上で最も重要なのはネックです。

 

自分の手の形やプレイスタイルに合わせて最適なネック形状のものを使うことで、ストレス無くプレイ出来る筈です。

 

ゴルフにはフィッティングがあるけれど、ギターにもフィッティングのシステムを設けた方がいいように思うのは私だけだろうか。