よみびと知らずの手記

日々云いたくても云えないような事や個人的な趣味等を、誰を気にするでも無く放言していくブログです。

Dir en greyというバンド

今日は私が最も好きなバンドについて話したいと思います。

私はジャンルを問わず、色々な音楽を聴くのですが、他のアーティストの曲を聴いても、結局必ずこのバンドに戻ってくるんですよね。


そのバンドとは・・・


Dir en grey です。


海外でも活躍しているバンドなので、知っている人も少なくないかもしれませんが、改めて紹介したいと思います。

Dir en greyとは

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Dir en greyは1997年に大阪で結成されたヴィジュアル系バンドになります。
オルタナティブロックやデスメタル、ミクスチャー等々、ジャンルに囚われず幅広い音楽性で、多くの名曲を産み出しています。
人間の業、痛み、苦しみ、醜さや愚かさといった部分をバンドのテーマに掲げており、それらを時に激しく、また時に美しく表現しています。
メンバーは以下の通りです。


Vo.京(きょう)
Gt.薫(かおる)
Gt.Die(ダイ)
Ba.Toshiya
Dr.Shinya


このバンドは圧倒的なまでの個性の塊です。
ボーカルは言わずもがな、ギターやドラムも個性的なフレージングなどで面白いですし、曲を下支えするベースラインは素晴らしいです。
演奏技術においては秀でている訳ではないですし、ピッチを外すことも多くありますが、それらを補って余りあるものがこのバンドにはあります。

その個性から、人によっては合わない人もいると思います。しかし、百聞は一見にしかず。ということで、私チョイスで何曲かピックアップしました。


おすすめの動画

「人間を被る」

MVです。曲の一部がカットされています。


DIR EN GREY - 人間を被る [Restricted] (Promotion Edit Ver.) (CLIP)


シンプルな曲構成とキャッチャーなサビで聴きやすい曲となっています。

「濤声」

liveバージョンになります。


[subbed] Dir en grey - Tousei


息を呑むほどにエモーショナルな表現。その感情はとてもリアルで、このパフォーマンスを前に、私は沈黙するしかありませんでした。引き込まれ、彼らから目を離すことができず食い入るように見いってしまいました。
そして曲が終わってから訪れる完全なる静寂は、この世界から隔絶されたかのようです。

「 vinushka」

MVになります。uncensored(規制無し)verが貼れなかったので、こちらの規制バージョンのリアクション動画を貼ります。


Electric Reactions (DIR EN GREY-VINUSHKA) OFFICIAL VIDEO!!!!


歌詞とマッチした非常にメッセージ性の強いMVとなっています。
2回目のサビからの映像が特に衝撃的で、胸が締め付けられる思いでした。
もはやただのMVではなく、1つの映像作品です。


Dir en greyの曲は、ヘヴィであるものの、きちんとメロディーがあるので、その手のバンドの中でも比較的聴きやすい方だと思います。
上記の楽曲の他にも、「THE FINAL」「INCONVENIENT IDEAL」など、素晴らしい曲がたくさんあるので、他の曲も聴いてみたいと思われた方は、是非ともお試しください!


おすすめアルバムTOP3

Dir en greyは、アルバム毎に色が変わるため、人によってどのアルバムが好きかは分かれるかと思います。
特に4th『Vulgar』というアルバム以降とそれより前ではかなり変わるので、なかなか比較しずらい所があります。
なのでここでは、私の独断と偏見でおすすめのアルバムを3つ紹介したいと思います。

第3位『ARCHE

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01. Un deux
02. 咀嚼
03. 鱗
04. Phenomenon
05. Cause of fickleness
06. 濤声
07. 輪郭
08. Chain repulsion
09. Midwife
10. 禍夜想
11. 懐春
12. Behind a vacant image
13. Sustain the untruth
14. 空谷の跫音
15. The inferno
16. Revelation of mankind


メジャー9thアルバム。メロディアスなナンバーが多く、7弦ギターを使っているのに、キャッチャーで聴きやすい。

第2位『Whithering to death』

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1.Merciless Cult
2.C
3.朔-saku-
4.孤独に死す、故に孤独。
5.愛しさは腐敗につき
6.Jesus Christ R'n R
7.GARBAGE
8.Machiavellism
9.dead tree
10.THE FINAL
11.Beautiful Dirt
12.Spilled Milk
13.悲劇は目蓋を下ろした優しき鬱
14.鼓動


メジャー5thアルバム。聴きやすい曲が多く並ぶ。Dir en greyのアルバムの中でも人気が高い。

第1位『UROBOROS

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1. SA BIR
2. VINUSHKA
3. RED SOIL
4. 慟哭と去りぬ
5. 蜷局
6. GLASS SKIN
7. STUCK MAN
8. 冷血なりせば
9. 我、闇とて…
10. BUGABOO
11. 凱歌、沈黙が眠る頃
12. DOZING GREEN
13. INCONVENIENT IDEAL


メジャー7thアルバム。Dir en greyの中でも最高傑作との呼び声の高いアルバム。


正直、3つ目をどれにするかで悩みました。ただ、7弦を使い初めてからのアルバムも上げたかったので、聴きやすさ重視で『ARCHE』にしました。


まとめ

正直、書きたいことは沢山あるのですが、キリがなくなるので簡潔にまとめました。
Dir en greyは唯一無二のバンドで、本当におすすめします。
ヴィジュアル系だから・・・という色眼鏡ぬきに、ぜひ聴いて欲しいです。
ハマッたら抜け出せなくなりますよ(笑)

母の日

もうすぐ今日が終わる。

今日は母の日だった。

母の日と言えばカーネーションを送るのが一般的だ。

カーネーションには「女性の愛」や「純粋な愛情」などの花言葉がある。

定番である赤色のカーネーション

「母への愛」「母の愛」「純粋な愛」

といった意味があり、母の日の贈り物としては最適だ。

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プレゼントに花を渡す。

何て素敵なことだろう。

普段は恥ずかしくて言えないことを、花に思いをのせて伝えるのである。

花を渡すことも十分に恥ずかしいかもしれないけれど、何かに託すことにより、出来ないことも案外やれたりする。

もしかしたら、言葉で伝える以上のものが伝わることもあるかもしれない。

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私は母とは離れて暮らしている。

だから、花を送ることはなかったけれど、今日は母の日ということで今までを思い返してみた。

私はできの悪い子供だったから、たくさん迷惑をかけたことだろう。

感謝しなければならないと思った。



ふと、吉田松陰の辞世の句を思い出した。

"親思う 心にまさる親心 今日のおとずれ 何と聞くらん"


(訳)

「子どもが親を思う気持ちよりも、親が子どもを思う気持ちの方が強いことだろう。今日の(処刑の)知らせを(親は)どんな気持ちで聞くのだろう。」


私は親の経験はまだないけれど、

それでも親が子を思う気持ちは想像以上のものがあるのだろうと思えた。

何だか今日はいつにもましてうまく言葉に出来ないけれど、

とにもかくにも感謝の念を忘れずにいたいと思う。


今日はもう寝よう。

おやすみなさい。

ゴルフを始めた。

ゴルフを始めた。
およそ半年前のことだ。
始めたと言っても、厳密には全くの初めてではない。
私が中学生だった頃、父に連れられて打ちっぱなしに行った事があった。ショートコースも何度かラウンドした。
けれど結局、ゴルフに興味をもてなかったので、そのうち行かなくなってしまった。
ゴルフは年配の人が、接待だのコンペだのを休日にやるものだというイメージがあったので、そんな親父臭い事をやりたくはないという思いが密かにあった。
それに、部活動でテニスをしていたので、何かスポーツをやるならテニスだという気持ちだった。


いずれ社会人になったなら、付き合いで自然とゴルフをやるようになるのだろうと思っていた。
しかし、今の職場はゴルフをやる人間がいない。
接待ゴルフもコンペもない。
だから、私の頭にはゴルフのゴの字も無かった。
たまたま仲の良い先輩が新しくゴルフを始めるのにあたって、「一緒にどう?」と誘ってくれたので始めた。
そこで声をかけて貰わなければ、私がゴルフをやることはなかったことだろう。
最初は何の気なしに、ただ誘われたから一緒にやり始めただけだった。
昔に多少の経験があったため、ずぶの素人というわけでもないので、何とかなると思った。
そんな積極的とは言えない理由で始めた私が今、ゴルフに熱中している。


ゴルフの良いところは、個人競技である点だ。
良くも悪くも自分次第。
団体競技のように、誰かに迷惑をかける事もなければ、かけられる事もない。
成績に基づいて、明確な順位づけがなされる。
自己責任の世界である。
社会人になると、団体競技の場合は人数を集めるのが大変だ。 休日にあっても、家族だの恋人だのと都合が合わないことがよく起こる。
ゴルフであれば、打ちっぱなしは仕事終わりに一人でも行けるし、ラウンドするにしても、最近は一人ラウンドなんてものもあるらしいから、自分の都合で決められる。
私はゴルフのそういった所を気に入っているし、向いていると思った。


ゴルフをやっていて、社会人にウケる理由がわかった気がした。
ラウンド中、話しながら回れるというのも接待に適しているし、個人競技な分、接待相手が明確になる。
そこで円滑なコミュニケーションをとることができ、仲を深められたならば仕事にも繋がるという訳だ。


年齢を重ねてもできるというのも素晴らしい点である。
加えて、必ずしも若い人間が勝るとも限らないのが面白い。
仮に年齢を重ねて飛距離が落ちたとしても、ゴルフは戦略や精度により勝つことが可能なのだ。
この面白さは大人の方がうけると思う。


あとゴルフクラブは種類が多く選択の幅が広いので、そこがまた魅力的な所である。
男の人は特にマニアックな所があるというか、懲り性な所があるので、カタログを見る楽しさに似た部分がコレクターズ魂をくすぐる。


かつて親父臭いと敬遠していたのが嘘のように、今ではすっかりゴルフにのめり込んでしまった。
今では時間のある度に、ゴルフ関連の動画やサイトを見ているし、打ちっぱなしやコースに出られるのであれば積極的に行っている。
過去の私が今を見たら、何て言うのだろう。


なかなか厄介な物に夢中になってしまったらしい。

kerzon(ケルゾン)のヴォージュ広場

前回に続き、今回も香水を紹介したいと思います。

前回、エタ リーブル ド オランジェの香水を紹介したのですが、実は一緒にもう1つ香水を購入していたんです。

それがこちら!!


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kerzon(ケルゾン)の「ヴォージュ広場」という香水です。


ケルゾンとは

ケルゾンは、2013年にスタートしたフランス発のブランドです。
デザインから調香、パッケージまでの全てをフランス国内で行っています。
グラフィカルでポップなデザインと天然由来の香りを用いた伝統的なフレグランスの融合は、フレグランス会に新たな風を吹かせる新進気鋭のブランドです。

ケルゾンは、香水の他にも、キャンドルやサシェ(香料の入った匂い袋)、ランドリーソープなど色々な商品を展開しています。

ケルゾンのフレグランスは、いくつかのシリーズに分けられています。

「植物標本シリーズ」
「パリの散策シリーズ」
「夏の思い出シリーズ」
「地中海への旅シリーズクローゼットのためにシリーズ」

などがあります。


ヴォージュ広場について


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香り|
ヴォージュ広場(ローズとレンガの香り)
パリを世界で最も美しい街にしたいという願いを込めて、16世紀に作られた市内で最も古い公園。広場を取り囲むレンガ造りの建物のベランダに茂るバラをイメージした香り。


内容量:
100ml: 4,500円(税別)

原産国:フランス
成分:変性アルコール、香料、水

[引用:NOSE SHOPより]


この香水は、パリの散策シリーズの1つで、濃度としては、オードトワレになります。
もともとルームスプレーだったものが、香水として発売されたものです。


香りの感想

とてもクリアで澄んでいて、そこにバラの香りが漂います。早朝のシンと冷えたみずみずしい空気の中、バラの咲いた庭を散歩している。本当にそんなイメージが浮かんできます。
オードトワレのためか、非常にすっきりとしていますが、香りはそれなりに持続します。香り自体はあまり変化がありません。
バラというだけあって、レディースライクな香りです。
香り自体は万人受けする香りですね。
私は、この香水を嗅いだ瞬間にこれは買おうと決めました。
店員さんが言うに、ケルゾンの中で男女問わず断トツの人気とのことでした。


まとめ

基本的に女性向けな香水ではあるものの、男性がつけても全然問題ないです。
すっきりとしていて、つけていく場所をあまり選らばない、利便性の高い香水ですね。
断トツ人気な理由は分かります。

ケルゾンの香水は、全般的に値段が安く、買いやすいのが素晴らしいですね。
100mlで4,500円+税はニッチフレグランスの中では破格の値段と言えるのではないでしょうか。
興味を持たれた人はぜひお試しあれ!

エタ リーブル ド オランジェ 「リマーカブル ピープル(非凡な人々)」

最近、新しく香水を買いました!
季節は春となり、夏も次第に近づいてきております。
以前は春夏にはドルガバのライトブルーを使っていたのですが、ニッチなフレグランスに興味深々な今日この頃。
ニッチ系で春夏に使える香水を買おうと思い立ち行って来ました!

そして購入したのがこちら!!


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ETAT LIBRE D'ORANGE(エタ リーブル ド オランジェ)というブランドの「リマーカブル ピープル(非凡な人々)」です。

知らない方も多いと思いますので、紹介していきたいと思います。


エタ リーブル ド オランジェとは


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[出典:NOSE SHOPのHP]


エタ リーブル ド オランジェは、長年ラグジュアリー香水に携わっていたフランスの調香師エチエンヌ・ドゥ・スワールが立ち上げたブランドになります。

ブランド名のエタ リーブル ド オランジェは、日本語に訳すと「オレンジ自由国」という意味で、1854年に英国の統治から独立し50年続いた、実在した国家共和国の名前になります。

エタ リーブル ド オランジェは、「自由」をコンセプトにしており、伝統という既成概念やルールに縛られることなく、それらから解放された自由な香水の表現を掲げています。それは近年の商業主義的、大衆迎合的な香水業界の悪しき習慣からの独立宣言であり、革命でもあるのです。


リマーカブル ピープル(非凡な人々)について


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[出典:NOSE SHOPのHP]

探検家、科学者、アーティスト、作曲家・・・英雄とは、規則を破り、妥協を許さぬ人々。無名で終わる彼らこそ、オレンジ自由国の誇り高き国民だ。我々は彼らに敬意を表し、極上の香水を贈呈する。

NOTE:
グレープフルーツ、シャンパン、カルダモン、ジャスミン、カレー、 ブラックペッパー、ラブダナム、サンダルウッド、ロレノックス ・・・

賦香率:12%

パフューマー:セシル・マットン (MANE社)

キーワード: 非凡。ユニーク。自分自身でいること。

トリビア
・カレーはJE(Jungle Essence、ジャングルエッセンス)と呼ばれるマネ社独自の革新的な香りの抽出技術によって抽出されており、実際の香りが忠実に取り出されたもの。

・自分が特別であることを知っている人、世界に貢献できる何かを持っていると確信している人のための香水。自分が非凡だと感じる人、もしくはただ単純に自分を好きな人に。

[引用:NOSE SHOPより]


エタ リーブル ド オランジェの中では、比較的このブランドの香水を初めてつける人向けの、謂わば入門編といった位置づけのようです。
そのため、「これであなたもオレンジ自由国の国民であり、そのことを歓迎する!」という意味を持っているのだとか。だからお祝い事にはシャンパンということで、シャンパンの香りらしいです。ボトルも他の香水のものは基本的に透明であるのに対しゴールドとなっています。箱のデザインも装飾的なデザインで華やかなものになっています。


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ボトルに関しては、このブランドのブティックだかが角地にあるらしく、角(コーナー)という所にこだわりを持っており、それを意識してデザインされているそうです。


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↑ブランドロゴが角を中心に二面に渡るようデザインされている

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↑ブランドロゴの反対側の角


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私は甘い系の香水が好きなので、爽やかさに加えて、夏でも使えるようなくどさのない甘めの香り、というリクエストを店員さんにしたところ、いくつか見繕ってくれました。
その中で面白いと思ったのと使いやすさを考慮してこの香水に決めました。


香りの感想

香りとしては、シトラスの爽やかさに、シャンパンの香りと砂糖菓子のようなちょっとベタついた甘さです。
初めから結構ちゃんと甘いながらも、すっきりとしたスパイシーさとシトラスの爽やかさがあるため重すぎず、夏でも使える香りです。次第に香りが落ち着いてくると、角が取れ丸くなります。最後はほのかに甘さは残りつつもウッディーさのある澄んだ香りになります。ちょっとセクシーさを感じますね。
実際に肌につけると、終始、甘さが残る印象です。
どこかで嗅いだことあるようで無いという、面白さ。単純なようで複雑。
基本的に、オールシーズン使えます。気候的には春から夏にかけての時期が一番マッチするように思います。
結構、万人受けする香りです。
持続力はそこそこですね。

この香水、面白いのが香料にカレーが使われているんですよね。ただカレーの匂いは取り立てて感じませんでした。
カレーといえば隠し味?だけど、カレー自体が隠し味になってるのかな?(笑)


まとめ

リマーカブル ピープルは結構使いやすい香水だと思います。
オールシーズンいけるし、個性的であるものの主張し過ぎず、まとまりがあって万人受けするという何ともいいバランス。

ちなみにこのブランド、香水の名前が面白いんです。「I am trash (ゴミの花)」なんて名前の香水もあります。嗅がせて貰ったのですが、香り自体は覚えていません(笑)
ただ、結構好きな香りだったな、と思ったことだけ覚えています。
とにもかくにも、エタ リーブル ド オランジェはなかなか面白いブランドですし、リマーカブル ピープル以外の香水も試してみたいですね。

WILDSWANSのトートバッグDRUCKER(ドラッカー)

皆さんは、どんなバッグを使っていますか?
私は、シンプルなデザインのものが好きなのですが、シンプルながらも個性を出したいという欲張りな心から、なかなか「これだ!」というバッグに巡り会えませんでした。
しかし、数ヶ月前に、私はついに出会ったのです。

そのトートバッグとはこちら!


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WILDSWANSのDRUCKER(ドラッカー)というトートバッグです!


WILDSWANSとは

WILDSWANSは、十年後、二十年も使い続けられるような物作りをコンセプトに1998年にスタートした日本の革工房です。
選び抜かれた質の高いレザー、丁寧に処理された美しいコバや均一に施された綺麗なステッチは大変素晴らしく、その品質の高さから、レザーマニアからも高い評価を受けています。

WILDSWANSについては以前、フルグレインブライドルレザーの財布を紹介した時に書いたので、WILDSWANSについてより詳しく知りたい方はそちらの記事のブランド紹介のところを参照ください。↓

genthonest.hatenablog.com


ドラッカーについて

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ドラッカーはワイルドスワンズが製作しているトートバッグです。
ハンドルの付け根部分にある革パーツや両端のすぼめられたような特徴的なそのデザインは、硬質なレザーの質感とは裏腹に、曲線的な美しさを纏っており、漂う洒落感は、優雅さを感じさせます。
使用しているレザーは、ベルギーのタンナー、マシュア社のサドルプルアップというレザーなのですが、重くなりすぎないようにドラッカーの場合は本来のサドルプルアップよりも革の厚みが少し薄く設定されているようです。
金具の部分に関しては、ワイルドスワンズのオリジナルの物を使用しています。


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鞄の底には底錨が五つ付いており、地面などに置く際に革が接地しないため、汚れる心配がありません。


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ライニングは、WILDSWANSオリジナルのコットン生地のものをしようしています。少しザラつきがある生地で落ち着いたデザインとなっています。
内側にはファスナーポケットが1つ設けられています。


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カラーについては、現在ブラックチョコの2色展開となっています。
以前はカーキとネイビーも展開していたのですが、残念ながら現在は廃番となっています。


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持ち手に関しては長めに作られているので、肩掛けすることもできます。


サドルプルアップについて

サドルプルアップは、ベルギーのマシュア社が製作しているレザーになります。

以下にWILDSWANSのHPから引用します。

マシュア社は1873年に創業したベジタブルタンニン鞣しを得意とするベルギーのタンナーです。ドイツやフランスが得意とする画一的なクローム鞣しと相反して公害の少ないタンニン鞣しを用いて革を鞣し、革本来の表情を活かす製法が特徴です。


サドルプルアップのサドルとは馬の鞍を指し、元々は馬具等に使用されていた為、この名前がついたと思われます。この皮革は、堅牢度耐久性に非常に優れております。なおかつ通常の皮革よりも多めにオイルをしみ込ませてあるので柔軟性にも富んでおります


プルアップとは、皮革を折り曲げたり、引っ張ったりした時にオイルが繊維内を移動して表面の色が変わる「プルアップ効果」が名前の由来です。 部位としては牛革の中でも平均的に厚めの成牛の肩(ショルダー)の部分を使っております。繊維密度が高くコシが非常に強いのが特徴で、透明感のある光沢は使い込むことで更に増し、徐々に馴染んで自分だけのものに変化していきます。

[出典:WILDSWANSのHP]
*太字のところは、このブログの管理者によるもの


このサドルプルアップは、WILDSWANSでの定番のレザーとなっており、ドラッカー以外にも様々なレザーアイテムに使用されています。
財布、名刺入れ、バッグ類や他のレザーを使用したレザーアイテムのライニングとして等、多くの製品に用いられています。それほど、サドルプルアップに対する信頼が厚く惚れ込んでいるということなのでしょう。


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↑エイジングにより光沢が出ている。


購入理由

私がなぜドラッカーを購入しようと思ったかというと・・・

端的に言って、一目惚れ でした

だって、デザインが素晴らしすぎるんですもの(笑)
ちなみに、私が購入したのは、チョコの方になります。当初は、ブラックを見て一目惚れをしたため、そちらを買おうかと思ったのですが、私が現在所有しているバッグの中にブラウン系が無いことから、チョコの方を購入することにしました。


実際、手に取ってみて

まだ購入して数ヶ月ですし、しばらく使用していない期間があったため、実は数える程しか使っていません(苦笑)
しかし、その中で実際手に取り使用してみて思ったことを書きたいと思います。

私は、WILDSWANSのHPから購入したのですが、手元に届いた第一印象としては、思っていたより大きいな、というものでした。
また、バッグの両端が絞られている関係から、口が少し狭く、物の出し入れがしずらそうだなと感じました。


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[出典:BAG Select Shop COOL CAT]


実際に使用してみると、初めのうちはやはり口が狭く感じたのですが、すぐに慣れて気にならなくなりました。もしそれでも気になるようであれば、左右の絞ってあるベルトを緩めるのがいいかもしれません。デザイン性は犠牲になりますが、利便性は向上すると思います。
革に関してもやはり堅く、薄く仕上げているとはいえ、一般的なバッグと比べて重量はあるように感じます。
ただ、使用していくうちに革自体は多少は伸びて柔らかくなっていくかとは思います。
容量に関しては、結構入る方だと思います。横幅もそうですが、深さが思ったよりあるので、iPadや書類など様々な物を入れることができます。


まとめ

数える程しか使っていませんが、私としては結構おススメです。
特にこのデザインを気に入ったのであれば、ぜひとも手に取って欲しいと思います。
また、堅牢さ、耐久性やエイジングを求める方にもおススメです。
デザインよりも軽さや利便性を求める人には少し不向きなのかなとは思うので、そのような人は、他のバッグをあたることをお勧めします。
私としては、今後ガンガン使い込んでいくつもりなので、いずれまたレビューしたいと思います。


DRUCKER(ドラッカー) | サドルプルアップ | WILDSWANS(ワイルドスワンズ)オフィシャルオンラインショップ

WILDSWANSのフルグレインブライドルレザーの財布

みなさんはどんな財布を使っていますか?

男性の方は、財布にこだわりを持っている方も多いかと思います。

というのも、財布は人から見られるからです。特に女性と食事に行った時は、必ずと言っていいほどチェックされているものです。

あからさまには見せないですが、男性に気づかれないようにさり気なく見ています。

以前、先輩から「女性と食事に行ったら、財布と時計は必ず見られるから」と言われたことがあります。実際、女性から話を振られたことがあります。その時は、本当に見ているものなんだなぁ、と少し驚いたのを覚えています。

時計や財布は、男性の財力をはかるバロメータということなのでしょう。

そのようなこともあり、良い財布を持とうと思い、数年前に財布を買い換えました。

私が今使っている財布がこれです!!

 

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WILDSWANS(ワイルドスワンズ)というブランドのフルグレインブライドルレザーを使用したWAVEというモデルの財布です。

 

 

WILDSWANS 

まずWILDSWANSというブランドについて説明します。

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WILDSWANSは、十年後、二十年も使い続けられるような物作りをコンセプトに1998年にスタートした日本の革工房です。その品質の高さから、レザーマニアからも高い評価を受けています。

銀座と京都にそれぞれ直営店があり、実際に店頭にて製品を見て触れることができます。また、大手デパートやセレクトショップなどでも取り扱いがあります。

このブランドの特徴としては、大きく分けて以下の点があげられます。

 

  • 選び抜かれた質の高いレザー
  • 丁寧に処理された美しいコバ
  • 均一に施された綺麗なステッチ

 

レザー

まずはレザーについてです。

WAILDSWANSでは、世界中のタンナーから質の高いレザー仕入れています。特に、オイルを多量に含んだ堅牢かつエイジングの楽しめるレザーが充実しています。

なかでもベルギーのタンナーであるマシュア社のサドルプルアップレザーは定番のレザーであり、そのエイジングの見事さと堅牢性から、多くの製品に用いられています。

その他、アメリカにある有名なホーウィン社のシェルコードバンやイタリアのバダラッシー・カルロ社のミネルバボックスなど、非常に質の高い革を採用しています。

 

また各直営店の開店記念日に合わせて、特別なレザーを使った限定商品が発売されます。レギュラーラインナップにはないカバ革やアザラシ革、ヌバックリザードといった大変貴重で珍しい革が採用され、少量のみ製作されています。

 

詳しくは下記HPにて各種革の説明をご覧ください

https://www.wildswans.jp/maintenance/

 

 

コバ

 続いて、コバの処置についてです。

コバとは、革の切れ端のことをいいます。

 

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 ↑未処置のコバ

[出典:WILDSWANSのBLOG]

 

このコバ処理が革製品の品質を見極めるうえでの大きなポイントとなります。

 製品によっては、「切り目仕立て」といって、切りっぱなしの断面をそのまま活かすこともあるのですが、断面をそのままにしておくと黒ずんだり、線維がほつれてしまったりと、革を痛め美観を損なうことになります。そのため、コバを保護し、なおかつ美しく仕上げる加工が施されます。

 

 

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 [出典:WILDSWANSのHP]

 

 

WILDSWANSの製品はこのコバの処置が素晴らしく、とても丁寧かつ丈夫に仕上げてあります。

 

かく言う私の財布は、購入から3年と少ししか経っていませんが、傷はあるものの、コバの劣化によるひび割れなどは一度も起こっていませんし、美しい状態を保っています。

 

 

ステッチ

 最後に、ステッチについてです。

 WAILDSWANSはコバの仕上げだけでなく、縫製技術にも定評があります。

 

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↑綺麗に並んだステッチ

[出典:WILDSWANSのHP]

 

均一に並ぶ見事なまでの縫製技術、そして美しいステッチは、見ていて惚れ惚れする程です。

職人さんの技術力の高さはもちろん、その秘訣は足踏みミシンを使用しているところにあるようです。

通常、多くの革製品は電動ミシンを使って縫製されています

というのも、電動ミシンのほうが昔ながらの足踏みミシンよりも効率的で生産性が高いからです。

 

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足踏みミシン       

[出典:楽天市場

 

それにもかかわらず足踏みミシンを使用しているのは、足踏みミシンの方が縫製のスピードや細かな強弱を調整し、より職人の感覚を反映させることができるからのようです。それによって、丈夫で長持ちする製品が出来上がるというわけです。

 

 

フルグレインブライドルレザー

続いて、フルグレインブライドルレザーについて説明したいと思います。

 

フルグレインブライドルレザーは、イギリスのタンナーであるベイカー社が、銀面と呼ばれる皮の表面を削らず、伝統的な手法であるオークバーク(オークの樹皮)から抽出したタンニンを使用して鞣した皮革です。

 

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ロンドンカラー

 

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ダークステイン

[出典:WILDSWANSのBLOG]

 

どういうこと?と思われたかもしれませんが、以下にきちんと説明していきますのでご安心を(笑)

 

 

ブライドルレザー

まず、ブライドルレザーについてです。

ブライドルレザーは、もともとは馬のクツワや手綱などの馬具として用いられていました。現代のように財布などの革製品の素材として一般的に用いられるようになったのはここ数十年のことです。

ブライドルレザーは、革に蜜ロウやオイルを混ぜたワックスを何度も塗りつけることで繊維を引き締め、耐久性を高めています。

ロウを内部に染み込ませているため水分が革に浸透しにくく、耐水性にも優れています。

初めは革の表面に「ブルーム」と呼ばれる白い粉のようなロウ成分が浮き出ていますが、使い込んでいくうちに消えていきます。しかし、気温などによってはロウが固まってブルームとして再び浮き出ることもあります。

 

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 ↑表面の粉みたいなのがブルーム

[出典:WILDSWANSのBLOG]

 

フルグレイン

次にフルグレインについてです。

フルグレインとは、すなわち銀面と呼ばれる皮の表面の部分を使用していることを意味します。

通常、ブライドルレザーでは、最も強度が高い銀面(=皮の表面=グレイン)を削ったものが使用されます。というのも、銀面が削ってある方がワックスが短期間で浸透するためです。

しかし、ベイカー社は、秘伝のレシピによって銀面を削らずに、じっくりと時間をかけて皮革内部に十分な量のワックスを浸透させることができるのです。

これによって耐久性、耐水性に優れた堅牢なブライドルレザーが生まれるのです。

また、銀面をそのまま使用しているため、表皮についたシミや血筋などが残っており、その荒々しくも個性的な表情を楽しむことができます。

 

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 ↑購入当初から、黒い染みがあった

 

 

オークバーク 

 最後に、オークバークについてです。

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[出典:WILDSWANSのBLOG]

 

 オークとは、「楢(なら)」という落葉樹を指します。

堅く耐久性に優れているが、加工がしやすく、古くから欧米では建築や家具、ウイスキーやワインの樽などに用いられています。

オークと聞くと「樫(かし)」を思い浮かべる人が多いかと思いますが、これは「オーク」を明治の翻訳家が樫と誤訳してしまい、それが広まっているようです。

バークは「樹皮」という意味です。

つまり、オークバークとは、オーク(楢)の樹皮を使って鞣した革のことを指します。

以前はオークバークを製造するタンナーが英国に多く存在しましたが、製造に1年以上の時間と多くのコストがかかるため、次々と数を減らしていきました。

現在では、英国の伝統製法を守る唯一のタンナーイカー社となっています。

(ちなみに、革靴好きの人はご存知かもしれませんが、英国ではありませんが、レンデンバッハというドイツのタンナーもオークバークを製作しています。)

そんな手間ひまかけて作られたオークバークは、非常に堅く耐久性に優れているという特徴があります。

 

 

私が購入した理由

 ここまでWILDSWANSというブランドやレザーについて説明してきましたが、それではなぜ私がこの財布を購入したか話したいと思います。

その理由は以下の点になります。

 

  • フルグレインブライドルレザーという革の希少性
  • 色見が渋くて最高にカッコイイ
  • 財布自体の丸みを帯びたデザインが特徴的で可愛かった

 

私の調べでは、 フルグレインブライドルレザーを使って財布を製作しているのはWILDSWANSだけです。

オークバークを用いて財布などの革小物を製作しているブランドはWILDSWANS以外にもあります。ココマイスターというブランドにオークバークを使用した革製品があります。しかしながら、「フルグレイン」となると、WILDSWANS以外に使用しているブランドは見当たりません。

 またWILDSWANSにおいても、常に在庫があるわけではないので、タイミングを逃すといつ手に入るか分からない、という可能性があります。

他の人と被りたくない私にとって、この希少性はとても魅力的に感じました。もちろん、革自体の質の良さオークバークという伝統的な手法の背景にある歴史なども私のツボでした。

ちなみに、カラー展開としては、「ロンドンカラー」「ダークステイン」「ブラック」3色になります。

 

その中でも・・・

 

ダークステインが渋さMAXでカッコ良すぎる!!

 

もう、一目見てこのカラーだと確信しました。

そして最後に、WILDSWANSの製品に特徴的な曲線的なデザインが可愛かったからです。革自体は堅牢で色ムラがあり非常に荒々しく武骨なのに、特徴ある曲線的なデザインによって硬くなりすぎない印象となるのがいいですね。

以上が私がフルグレインブライドルレザーの財布を選んだ理由です。

 

 

では3年とちょっとこの財布を使用した実際の感想を書きたいと思います。

 

 

良かった点

 まずはやはり、耐久性にすぐれているという点です。

何度か落としたり、ひっかいてしまったため傷はあるものの、未だにくたびれた感じが一切しません。

 階段から落としてしまったこともあるのですが、傷はついたものの、変にへこんだりとかはありませんでした。

また糸のほつれは全くありませんし、コバのひび割れもありません。びっくりするくらい頑丈で、本当に十年、二十年は使えるのだなと感じました。

 

エイジングも素晴らしいです。使っていくたびに色が深まっていき、光沢も増して、最高に渋くカッコイイです!!!

加えて、傷の跡もそれが味となって、より一層カッコよさをひきたてています。

眺めていて本当に惚れ惚れしてしまいます。

またアンティーク感というか、高級感がハンパないので、「いい財布使ってるね」とよく言われます。

 

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↑エイジングで色の深みが増している

 

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↑写りが悪いが、渋みがカッコイイ

 

 

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↑傷がまた味となっている

 

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↑傷はあるものの、未だ美しいコバ

 

 

 そして誰とも被ることがないのも良いですね。

私の周りだけかもしれませんが、まず同じ財布を使っている人を見かけません。

私としては、これは結構ポイントです。

 

 

悪かった点

まずその厚さと重さです。丈夫なのはいいのですが、厚さがあるため、基本的にはカバンに入れて持ち歩く必要があります。デニムなどの尻ポケットに入るには入りますが、ポケットがパンパンになりますし、重さもあるため、歩いているうちに落としてしまうのではないかという気になります。

また、スーツの内ポケットに入れるのは、かさ張りますし、型崩れすること間違いないので、絶対に止めたほうがいいです。

 

匂いも気になる点の一つです。

平気な人は特に気にならないかもしれませんが、かなり独特な匂いがします。

革の匂いだけでなく、ワックスか何かの匂いが強く、クサいと感じる人も少なからずいるかとおもいます。

長く使っていくうちに薄れては来ますが、季節によっては匂いが強くなったりするので、注意が必要です。

 

 

まとめ

色々と書きましたが、私としては、このフルグレインブライドルレザーの財布にとても満足しています。

基本的に出かける際はカバンを持って出るタイプなので、厚さや重さもさして気になりませんしね。

革の質もたいへん素晴らしいです。

革の密度が高いからか、握るとギシギシと音を立てるのも良いですね。

革!!って感じがします。

そして、何より最高に渋くてカッコイイ!!

なので、革にこだわりを持っている人や、カバンに財布を入れて持ち歩く人、スーツを着用しないような仕事の人にはオススメの財布です。

また、一生物の財布を探しているという人には特にオススメします。

お値段が75,000円+税と高額ではありますが、それに見合うだけの価値は十分ありますし、本当に素晴らしい財布なので、興味持たれた方は是非とも手にとってみてください。

 

 

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